ペールエリック・ヘーグベリ駐日スウェーデン大使
ペールエリック・ヘーグベリ駐日スウェーデン大使
ジャパン・ハウス・スカンジナビアは、日本とスカンジナビアの政治・経済・文化的なつながりを深める目的で、2021年4月22日、会員制の非営利団体として設立されました。発足イベントでは、ペールエリック・ヘーグベリ駐日スウェーデン大使が基調講演を行い、スウェーデンと日本の関係について語るとともに、ジャパン・ハウス・スカンジナビアの取り組みを歓迎してその発足を祝い、可能なかぎりの支援を約束しました。「あなたがたの志とアプローチを気に入りました。今後の成功を祈念しています。ぜひ連絡を取りあいましょう!」大使はこのようにスピーチを締めくくっています。理事会の選出も行われ、以下の各氏が選ばれました――シェシュティン・タム(マルメ大学)、セロルド・アンデション(ファナック・ノルディック社)、ミカエル・パルムクヴィスト(イケア)、ラーシュ・ヴァリエ(安全保障開発政策研究所・日本センター)、ミカエル・ノード(マルメ市)、ヴィクトル・エーヴァル(ルンド大学)、オフェリア・マッセン(PanLink社)、アンデシュ・オルスホーヴ(Intelligence Watch)。また、セシリア・クリステション(マルメ大学)とリカルド・フルティーン(スカンスカ社)が副理事に選出されました。理事会についての詳細はこちらをご覧ください。
ヘーグベリ駐日大使のスピーチはこちら(動画、スウェーデン語)
ヘーグベリ駐日大使のスピーチ(音声のみ、スウェーデン語)
2019年11月10日、スウェーデンのシンクタンクIntelligence Watchは、南スウェーデンの都市マルメとルンドが、ビジネスや研究のうえで日本ととりわけ広範な関係を結んでいることを示すレポートを発表しました。キヤノンの子会社であるアクシスと、ソニーの従業員は、合計で3,000人。港で陸揚げされる車の70%は日本車であり、J-PARCとESSは世界に存在する大強度核破砕中性子源施設の2つとして、互いに協力関係にあります。日本財団は世界海事大学への最大の寄付者であり、本田技研、SUBARU、ファナック、HOYAは北欧の拠点をここに置いています。日本はまた、アルファ・ラバル、アクシス、ヘガネス、テトラパック、トレレボルグなどといった大企業にとって、きわめて重要な市場でもあります。ジャパン・ハウス設立の構想にマルメ市が関心を寄せ、2020年9月、高官レベルでの協議が実現。ジャパン・ハウス・スカンジナビアという非営利団体を設立することで合意しました。
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